10月3日の加計呂麻島の思い出
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昨日の楽しかった諸鈍シバヤ。昨日の熱が冷めないうちに、
カメラで撮影した数多くの写真の中から選りすぐりをご紹介します。
昨日は集落の法被を着させてもらっていい場所で撮影させて頂いたのでとても見応えある写真を撮影することができました。
まずは禊のシーン。諸鈍長浜へ移動し、海の水で身を清めます。
? 楽屋入り /
禊を終えたシバヤ人衆が拍子木を先頭に入場します。
? サンバト /
紙で作った山高帽、羽織袴姿の翁と紙の面(カビディラ)を付けた鳴子持ちが登場し、翁が本日の芝居の口上を行います。
御前候(おんまえそうろう)が打ち上げで流行りました。
? ククワ節 /
一方の端に房を付けた棒を持つ踊り手による踊り。
諸鈍小中学生、先生も参加しています。
? シンジョウ節 /
踊り手3人による手踊り。
あっち行って?トントコトン。こっち行ってトントコトン。
最後のあ?ららなど、コミカルな動きが多い演目です。
? キンコウ節 /
徒然草の著者「吉田兼好」を歌ったものといわれている演目。
こちらも諸鈍小中学生、先生方も参加しています。
? スクテングワ /
諸鈍シバヤの中でも特に華やかさのある演目。
力強いリューテーの唄、リズミカルな踊り、最後の華の舞。
どこをとっても見応えのある踊りです。
? シシキリ /
美女が踊っていると突然シシが現れ襲いかかります。
そこに狩人が登場し、シシを退治するという演目。
シシがどこから登場するかは毎年変わり、
見ている子どもたちは本気で怖がっています。
? ダットドン /
一人の座頭が、自分の琵琶がすり替えられているのに気付きこれを探し求めて歩くという寸劇。
途中トイレをしたり、石を投げたりします。
唄が覚えやすく「ダットドンはどこかい 河淵ヤ ココジャ」を繰り返します。
? 鎌踊り /
迫力あるリューテーの唄とともに、
鎌を持った数人がとにかく自由自在に踊る演目。
ずっと見ているとカオスを感じ、
異世界のお祭をみているかのように感じました。
? タマティユ /
歌や舞、遊芸にひたり家事を省みず親不孝を重ねたタマティユが
天罰として大蛇に襲われてしまうという人形劇です。
蛇の首がどこまでも伸びていきます。
? タカキ山 /
大太鼓を抱えた一人の踊り手が力強く太鼓を叩きながら、
両手を広げて飛び上がりながら踊り場を踊り回ります。
その周りを他の踊り手も踊り続けるという
最後にふさわしい、迫力ある演目。
う?ん、かっこいいですね。
写真だけでは伝わらないシバヤの魅力。
見に来たことの無い方はぜひ加計呂麻島を訪れ、
シバヤを見学に来てみてくださいね。